相模原・若葉まつり、多彩なブース出展/市内団体が社会貢献活動


相模原東ロータリークラブのチャリティ―活動

相模原東ロータリークラブのチャリティ―活動

 
「なごみの会」をPRする藤田さん(右)

「なごみの会」をPRする藤田さん(右)

「若葉まつり」では、多彩なイベントや出展が行われた。サクラの青葉で彩られた市役所前さくら通りに、多くの団体のブースが並んだ。
 社会貢献活動をする「相模原東ロータリークラブ」は5月9日と10日の2日間、チャリティー活動を行った。地域との交流を通じて、ロータリー活動の理解と協力を求めた。
 同ブースでは、会員が持ち寄った物品約1000点や、ケニアでつくられた民芸品なども販売された。売り上げはポリオ(小児麻痺)撲滅活動、飢餓や孤独に苦しむ子供らを保護する孤児院に贈られる。
 2日目には、北里大学・同病院と腎臓移植を受けた患者らでつくる「なごみの会」が、臓器の提供・移植のPRを行った。今回、パレードにもはじめて参加し、理解を訴えた。
 また、FMヨコハマ「THE BREEZE」に出演している藤田優一さんも応援に駆け付け、臓器提供に関するアンケートに答えた人との記念撮影などに応じた。藤田さんは、同大学の臓器移植の理解促進活動に協力している。
 医学部泌尿器科の吉田一成教授は「腎臓移植について認知されているが、提供に結びつかない。より多くの人の理解が必要」と強調する。 (2015年5月20日号掲載)

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