相模原市議選で市選管、次点候補の当選認める/「1票」判定ミス明らかに


「大つきか●ひ」と書かれた票

「大つきか●ひ」と書かれた票

  相模原市選挙管理委員会は5月25日、市議選南区で次点で落選した大槻和弘氏(59)=無所属元職、自民推薦=の異議申し立てを認め、最下位当選の小林丈人氏(43)=民主=の当選を無効とし、大槻氏を当選とする決定をした。有効票1票の見落としで、判定ミスが明らかとなった。
 大槻氏は4月12日投開票の市議選南区で3303・339票を獲得するも、0・661票差で落選。同月27日、市選管に対し、最下位当選人の当選を無効とする異議申し立てを行った。
 これをうけ、市選管は5月20日に開票再点検を行った結果、「大つきか●ひ」と書かれた票が無効票の中から1票見つかった。
 同性候補者の名と一致しないため、有権者の意を尊重して大槻氏の有効票に加えた。
 これにより大槻氏の得票は3304・34票となり、最下位当選の小林氏の得票数3304票を0・34票上回った。市選管は当日中に、大槻氏の家族に決定通知書を手渡したという。  (2015年6月1日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。