相模原のニューアライズ、ティッシュ箱広告掲せ配布/市内イベントなどで活動


「ボックスティッシュ広告」を手にする音道社長

「ボックスティッシュ広告」を手にする音道社長

 広告業のニューアライズ(相模原市中央区相模原)は、「ボックスティッシュ広告」を手がけるユニークな企業だ。広告が掲載されたボックスティッシュは、相模原市などで開催されるチャリティーイベントなどで無償配布している。
(芹澤 康成/2015年6月1日号掲載)

 音道俊輔社長は、飲食店のテーブルに置かれたボックスティッシュに注目。「人の目に触れる機会が多く、表面のスペースを無駄にするのはもったいない。広告として活用したい」と昨年11月に起業した。
 料金は、最小5・2センチメートル×3・2センチメートルで32000円から。広告のデザインから配布するイベントまでを提案し、効率的な配布方法を決めていく。
 はじめての配布イベントは4月18・19日、相模原市南区で開催された相模川芝ざくらまつりで行われた。
 開催期間の2日間で2000セット(2個で1セット)が用意され、来場者から歩み寄って来るほど好評だった。
 音道社長は青森県の出身。「東日本大震災の記憶を風化させたくない」という思いから、芝ざくらまつりでは募金活動も合わせて行った。
 音道社長は「自分の会社が潤うだけではなく、地域全体の底上げが目的。ボックス広告を地域経済の潤滑油にしたい」と話していた。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。