自然豊かな相模原の魅力を知って貰おうと、「さがみ風っ子トレイルランニング」が5月31日、城山コミュニティー広場(緑区川尻)を起点に城山湖周辺のコースで行われた。
トレイルランニングは、起伏の激しい山野をコースとするランニングスポーツ。6回目となる今年は、昨年の参加者700人を上回る、過去最多の800人以上がエントリーした。
種目は、小学生1年生以上の親子で走る親子の部、高校生以上の友人や家族など2人以上で走る絆の部で、それぞれ9キロメートルと、4・8キロメートルのコースに分かれゴールを目指した。
主催は、地元の地域団体のボランティアなどで構成される実行委員会。法政大陸上競技部の学生が先導ランナーなどを務めた。
実行委員長の小池重徳さんは「他のトレラン大会とは違い、この大会は競技性より参加者の笑顔を重視して設営している。参加者が絆を育み、笑顔になることで相模原の魅力を伝えたい」と話した。
親子の部に6歳の娘と参加した市内在住の30歳の男性は、「タイムを競うだけではない魅力があり、子どもと触れ合うよい機会となった。緑だけでなく、水辺や風など、この地域の自然や景色を堪能できた。来年は9㌔に挑戦したい」と話していた。 (2015年6月10日号掲載)