相模原市が基本計画、青根に複合施設整備/消防分署と公民館が一体


 相模原市は、緑区青根で消防分署、区役所出張所、公民館が一体となった複合施設の建設を計画している。2017年度の工事着手に向け、基本設計をまとめた。津久井消防署青根出張所に消防車を配備することで、青根分署とする。 
 基本設計では、3施設の機能を併せ持つ「複合施設」として整備する方針を示した。維持管理の効率化、災害時の拠点施設とする。
 同施設の建設地は、青根公民館の跡地を利用する。敷地面積1419・78平方メートルを確保する。
 施設は、延べ床面積743・58平方メートルで、鉄筋コンクリート造、地上2階建てを想定。環境への負荷軽減に配慮し、太陽光発電設備を導入するほか、津久井産木材を活用する。
 具体的な整備計画は、住民からの意見を交えて実施設計に反映。18年度の完成を目指す。 (2015年7月1日号掲載)

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