新着記事一覧

  • 伊勢原市への移転計画が浮上した大野総合車両所=相模原市南区東林間1丁目

    小田急電鉄、相模大野の車両所移転へ/老朽化理由に伊勢原市新設

    小田急電鉄は8日、相模原市南区東林間1丁目に置く総合車両所を伊勢原市に移転する方向性を明らかにした。移転先は小田原線の伊勢原駅と鶴巻温泉駅の間に建設を検討する新駅の近くで、移転時期は2033年度をめどとしている。【2023年3月10日号掲載】     同社によると、同日に伊勢原市

  • 北口-2

    相模原駅北口地区、土地利用案しぼり検討へ/市民団体調査「にぎわい」求める意見多く

    在日米陸軍相模総合補給廠(相模原市中央区)一部返還地(約15㌶)を中心としたJR相模原駅北口地区の土地利用計画検討会議が2月24日に市役所本館(同区中央1)で開かれた。次年度以降の主な検討事項を整理し、課題や方向性について確認した。これまで検討してきた土地利用7ケースについて、市民意向調査や民間ヒア

  • 郷土料理コンテストで地元の子供にパエリアをふるまう守屋さん(奥)

    ソレアドの守屋勝さん、本場修行経て店を守る/老舗スペイン料理2代目

    相模原市中央区矢部の駅から近い住宅街に、ひっそりと佇むスペイン料理店がある。2月14日で創業32年を迎えたスペイン料理店「SOLEADO(ソレアド)」は、現地で修行を積んだ2代目の守屋勝さん(48)が同店の伝統の味を守りつつ、「本場に恥じない味や雰囲気を感じてもらいたい」と奮闘している(取材2月上旬

  • 液剤の散布機能を試すロボット

    F-Design、ロボットベースの農業活用検証/旋回性や走破性強みに液剤散布機能追加

    相模原市内でロボットなどの受託開発を手掛ける「F―Design(エフデザイン)」(中央区上溝)は2日、開発済みの車輪移動型ロボット(ロボットベース)に溶液噴霧機構を搭載し、施設農園での活用について有用性を確かめる実証実験を行った。同区大島地内の農地に設置されたビニールハウスに農作物に見立てた的を設置

  • 宮ケ瀬湖を「釣り」活用へ/民間事業者と意見交換

    相模原市、愛川町、清川村の宮ケ瀬湖周辺自治体は、同ダム湖周辺地域の観光振興に向けて、国や県、宮ケ瀬ダム周辺振興財団とともに「日本でもっとも環境に配慮した湖面利用」としてフィッシング(釣り)の実現性を検討している。事業の検討・推進にあたり、実施・運営の手法、収支見込などについて民間事業者から意見・提案

  • 空席が目立つ説明会の会場=11日、市立産業会館

    ▽淵野辺駅南口、説明会参加定員割れ/市民の関心は「低くなく」

    鹿沼公園(約4万8500平方㍍)とその周辺の公共施設の再整備に向けた「淵野辺駅南口周辺のまちづくりビジョン(案)」(方針案)についての市民説明会が10日にプロミティふちのべ(中央区鹿沼台1)、11日に市立産業会館(同区中央3)で開かれたが、参加者はいずれも定員の半数を下回った。一方、同駅利用者や同公

  • 罠にかかったシカに猟銃を向ける陶子さん

    【閲覧注意】相模湖周辺でも増えるシカ/獣害対策の現場を同行取材【下】

    ※狩猟の現実をお伝えするために、シカを解体する写真を掲載しました。ショッキングな描写が苦手な方などは閲覧をお控えください。   相模湖近くの若柳地区に住む竹内僚さんから、電子メールで「猟師(狩猟者)仲間の罠に鹿(シカ)がかかったので、明日(12日)仕留める」と連絡があったのは、前日の午後6

  • 相模原市内にも到達する恐れのある溶岩流の範囲マップ

    県が富士山火山防災マップを公開/相模湖下流まで溶岩流到達のおそれ

     県は、2021年3月の富士山ハザードマップ改訂で、相模原市緑区などに溶岩流の到達の恐れが指摘されたことを受け、県民が富士山噴火の被害から身を守るための「富士山火山防災マップ」を1月に掲載した。県ウェブページ(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/bousai/

  • 見学者の前で捌き方を説明する僚さん

    余すことなく「命」をいただく/獣害対策の現場に密着(上)

    相模湖近くの若柳地区に住む竹内僚さんから、電子メールで「猟師(狩猟者)仲間の罠に鹿(シカ)がかかったので、明日(12日)仕留める」と連絡があったのは、前日の午後6時過ぎだった。相模原市緑区の山間部では、シカやイノシシなどが畑の作物や樹木の樹皮などを食い荒らす「食害」が後を絶たない。10日に降った雪が

  • 岡川さん(右)の案内で小倉橋近くを視察するパオロ氏

    相模原市緑区の岡川鍼灸師、7月にイタリアの空手家受け入れ/城山地域の商工業などと連携も検討

    「産・拳(空手、ボクシングなど)・学連携で地域に外国人アスリートを」。相模原市緑区で岡川鍼灸院を経営する岡川智行さんは7月の第1~2週目をめどに、イタリアの空手選手や空手愛好家などの「スポーツツーリズム」を受け入れる。地域資源をスポーツの力で観光資源化するとともに、空き家や労働人材不足など課題解決の