新着記事一覧
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三菱重工業は、相模原市中央区田名の拠点で手掛けるガスエンジンの分散型発電システム事業で、日立製作所と協業することで合意したと発表した。システムの需要拡大が見込まれる中国市場で、協業によるシナジー効果を狙う。中国でエンジンや発電機器ビジネスを展開する三菱重工の子会社株式の35%を日立が取得し、年内に
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県が発表した11月の工業生産指数(季節調整指数、基準年は2005年=100とする)は、前月比4・8%プラスの97・9となり、3カ月ぶりに上昇。回復が鮮明になった。 業種別の生産指数をみると、最も高い伸びを示したのは、「情報通信機械工業」(同28・9%増)だった。デジタル伝送装置やはん用コンピュー
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相模原市はこのほど、淵野辺公園隣接地(中央区弥栄)で消防出初式を開いた。 消防団や消防署、自衛消防隊などから約1000人が参加。来場者1万人が見守るなか、自衛消防隊の屋内消火栓操作方法や消防団の太鼓の演技などが披露された。 出初式は、江戸の火消しの伝統を受け継ぐもので、消防団員や消防署員の士気
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ルネサスエレクトロニクス(東京都千代田区)相模原事業所の閉鎖が明らかになり、地域経済への影響が懸念される。東京商工リサーチ横浜支店が実施した緊急調査によると、県内の仕入先(1次、2次)企業の総数は155社。販売先(同)は、26社あることが分かった。県内には仕入先が多いだけに、今後の動向が注視される
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自然災害から命を守る―。愛和建設(相模原市中央区水郷田)は、コンクリート構造シェルター「命庫(いのちこ)」を開発した。 風速90メートル、F5の竜巻、マグニチュード8クラスの地震にも対応できるという。年間50戸の販売を見込む。 新築時に屋内へ設置するAタイプ既存の家屋の室外に備えつけるBタイプ
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1月26日の「文化財防火デー」を前に、大和市上草柳の市郷土民家園で、24日、消火訓練が行われた。 同園は広大な泉の森内にあり、市の指定重要有形文化財となっている江戸時代のかやぶきの古民家「旧小川家」と「旧北島家」が移築復元されている。 訓練では、この民家園西側の山林から出火したとの想定で実施さ
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県は、ロボット関連産業の集積を目的に国から指定を受けた相模原、厚木、藤沢など11市町で進められている「さがみロボット産業特区」のイメージキャラクターとして、手塚治虫氏の「鉄腕アトム」を起用。作成したポスターを特区内の主要12駅に掲示するとともに事業の詳細をまとめたリーフレットも配布、本格的なPRに
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相模原市中央区由野台に会社を構える解体業の相模工業。創業者は伊藤農利夫会長(72)。前職は「航海士」という異色の経歴の持ち主だ。「船乗りになりたい」という幼い頃からの夢を実現させ、20代は世界の海を回った。しかし、30歳で転機が訪れる。それは「長男の誕生」と「ある事故」をきっかけに、勤めていた海運
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相模原市は昨年2月から市立図書館(中央区鹿沼台)で始めた「雑誌スポンサー制度」を、新たに市内2カ所の図書館でも導入する。4月から相模大野(南区相模大野)と橋本図書館(緑区橋本)でも始める。すでに実施している市立図書館で、制度が軌道に乗っていることから、導入先を増やすことで、関連費用の安定収入につな
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地域のモノづくり産業活性化の切り札として注目されている「さがみロボット産業特区」の実証実験が、相模原市内でも始動した。県内ではこれまで厚木や平塚市内で実施されてきたが、相模原では「災害ロボット」分野での実証となった。市内に拠点を置く三菱重工業と東京工業大学大学院、同大学発ベンチャー企業の3者がこの