建て替えを予定しているスルガ銀行(静岡県沼津市)相模原支店の計画が20日までに分かった。
年内の完成を目指す新店舗は規模を縮小し、業務効率化を狙うという。佐藤世一支店長によると、鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積約450平方メートル。駐車場は13台分を確保していく。
具体的な設備は、ATM(現金自動預け払い機)を約3台と、貸金庫150件分を設置。フロアやカウンターは、車いすでも利用できるバリアフリー対応とする。
また、太陽光発電設備などを導入するほか、緑色を基調としたデザインを採用。サクラ並木の景観や、エコに配慮した店舗ビルを目指す。
旧店舗は1973年に建設され、老朽化が進んでいた。国道16号相模原署前交差点の角地に立地し、JR相模原駅から徒歩で約15分とアクセス性も良好だった。
相模原支店は「お客さまの期待を越えた、良質なサービスを提供していく。より一層愛される店舗を目指す」としている。
現在は、メディカルステージ相模原(同市中央区相模原)1階の仮店舗で営業を行っている。
(芹澤 康成/2015年7月20日号掲載)