八王子バイパス、10月末から無料化/並行路線の交通量緩和へ


利用方法が検討される料金所

利用方法が検討される料金所

 ネクスコ中日本八王子支社(東京・八王子市)は、有料道路の八王子バイパス(町田市相原町~八王子市打越町、4・5キロメートル)の通行料を10月31日午前0時から無料化する。相模原・横浜と八王子の各方面を結ぶ路線の選択肢を増やし、並行道路における交通量の緩和を図る。

 2010年6月に実施された無料化社会実験では、同バイパスの交通量が開始前と比べて約9600台増加するなど、利用者の期待が高まっていた。一方で、国道16号では約20%減少し、交通の転換も実証された。

 同社は「無料化は国道16号の混雑緩和に期待できる。圏央道との相乗効果を狙いたい」と話している。 (2015年10月1日号掲載)

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