青山学院大学の箱根駅伝連覇を祝うセレモニーとパレードが1月30日、JR淵野辺駅北口周辺で行われた=写真。選手たちに声援を送ろうと、昨年を上回る約3万人のファンが沿道を埋め尽くした。
五差路交差点付近で行われたセレモニーでは、原晋監督が「にこにこ星ふちのべ商店街には、こだわりがある店が集まっている。商店街に足を運んでほしい」と話し、利用を呼び掛けた。
続いて、神野大地主将は「昨年は2度の疲労骨折があったが、優勝だけを考えて努力することができた。明るく元気に走る良い所があるので、3連覇、4連覇を達成してくれると思う」と、後輩の活躍に期待を表した。
MVPの久保田和真選手は、卒業論文の発表会で欠席。原監督は「私をはじめ、たくさんのイケメンが参加している」と、得意の名調子で会場を盛り上げた。同イベントを主催した、にこにこ星ふちのべ協同組合は昨年に続き、ブランド豚肉「やまゆりポーク」(提供=武相養豚)を贈呈した。2連覇になぞらえ、2頭分の精肉を寮に届けた。
神野選手の出身地・愛知県から来た女性は「高校時代から応援していた。直接見ることができて感激」と話した。
(2016年2月10日号掲載)