相模原市議会と町田市議会は2月15日、議員交流や議会事務職員の相互派遣などを盛り込んだ「包括連携協定」を締結した。両市に共通する課題へ対応するほか、議会改革と機能強化を図る。
今回の協定では、両市の議会事務局から職員を1人ずつ、1年間交換で派遣して研修を行う。また、小田急線多摩線延伸など、共通する課題について両市議会議員の勉強会を立ち上げる。
町田市議会の上野孝典議長は同日、相模原市役所の議長室を訪れ、阿部善博議長と協定書を交わした。「両議会の協定締結で、ほかの地域と競争できる」と述べた。
阿部議長は「協定を第一歩としてさらに連携を深め、よりよい市政発展につなげたい」と、期待感を示した。
(2016年2月20日号掲載)