相模原市の広域交流拠点整備計画検討委員会が2月15日、同市緑区橋本で最終回となる会合を開いた。JR相模原・橋本両駅周辺地区の答申素案まとめた。100年に一度といわれる大規模事業が動き出す。
同市では、リニア中央新幹線神奈川県駅の設置や小田急多摩線の延伸構想など大規模なプロジェクトが進行している。市が検討委を設け、2014年6月に策定した基本計画に基づき両駅周辺地区の具体的な方針を検討してきた。
橋本駅周辺地区では27年のリニア開業を見据え、主にゾーニングや乗り換え動線の変更などを盛り込んだ素案を提示した。京王相模原線ホームの移設が検討されているが、方向性が不明確なままで費用負担という大きな課題も残している。
(2016年3月1日号掲載)