町田市、設計から運営包括委託、新熱回収の方針公表


 町田市は、リサイクル文化センター(同市下小山田町)のごみ処理施設の老朽化に伴い、新熱回収施設などの整備運営事業の方針を公表した。施設の設計と施工、運営を包括的に委託するDBO方式(公設民営)を採用する。

 事業を実施する民間事業者は、熱回収施設などの運営のみを目的とした株式会社を設立。現施設が稼働している間に新施設を整備し、熱回収施設などを市に引き渡した上で運営を行う。旧施設の解体工事、外構およびストックヤードの建設工事も含まれる。

 新施設は、現施設と同じ場所に焼却施設やバイオアガス化施設、不燃・粗大ごみ処理施設を一体的に整備する。敷地面積が7万7千平方メートルとなる見込み。

 施設の規模は2万8千平方メートルを想定。ごみ処理量の40%削減が目標で、焼却施設の能力を現施設の約60%に抑える。
(2016年3月1日号掲載)

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