相模原市、機能異なる2館整備/美術館基本構想案を発表


 相模原市はこのほど、市立美術館の基本構想案を発表した。広域交流拠点の軸となる相模原と橋本に、それぞれ機能の異なる美術館を整備。運営に当たって、作品を電子データで保存・管理するデジタルアーカイブの導入にも取り組むという。
(芹澤 康成/2016年3月10日号掲載)

 在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)の一部変換地(相模原市中央区)に新設する美術館は、広域交流拠点の「文化創造機能」を担う。常設展示室や企画展示室のほか、講座室や情報発信コーナーを設ける。

 同施設は、市にゆかりある芸術家の作品の収集や保存、展示を想定している。「多様な作品の展示などを行う芸術文化の総合拠点」を目指す。

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