個店や商店街の魅力を発信することで相模原全域を盛り上げようと「さくら市~相模原にぎわいマルシェ~」が3月27日、西門買物公園道路(相模原市中央区相模原)で開かれる。
テーマは「まちの収穫祭」。商品知識や技術力、こだわりなど、市内の個店が持つ魅力の見本市とする。
出店する店舗は、2015年8月に開設したウェブサイト「CHORUS(コーラス)」に掲載されている約20店を予定。同社が市と協働で運営し、市民から寄せられた情報をもとに魅力ある店を取材・紹介している。
同イベントは「さがみはらソーシャルデザイン研究所astro coms」(運営・アストロワークス、同区矢部)が主催する。代表の梶山純さんは「西門商店街から相模原全体に個店の魅力を発信する」と意気込む。
会場は岡本太郎氏の「赤い手・青い手」が目印。服飾や文具、パンなどの飲食・販売店が並ぶ「にぎわいマルシェ」と、ネイルアートやマクラメ編みなどを体験できる「さくらワークショップ」の2エリアを設置する。
ステージでは、市内外で活躍するアーティストが音楽やパフォーマンスで会場を盛り上げる。光と音で集客を図るという。
相模原市商店連合会会長の浦上裕史さん(菊屋浦上商事会長)は、さくら市への協力について「商業にはない力を借りて、魅力を周知できるはず」と期待感を募らせる。
(2016年3月10日号掲載)