相模原市教育委員会、11グループが成果発表/文化財展に市民250人来場


日頃の研究成果を発表する出展社

日頃の研究成果を発表する出展社

 相模原市教育員会は2月19日から21日、ユニコムプラザさがみはら(同市南区相模大野)で第41回相模原市文化財展を開いた。市内で文化財を調査・研究する11グループが展示発表を行い、三日間で約250人の市民が訪れた。

 相模原の歴史や文化財などを調査・研究する市民団体の日頃の成果を展示発表し、市民に伝えていくことが目的。今年のテーマは「伝えていきたい ふるさとの自然と文化」。

 小学校の行政区画の変遷や相原の歴史いろはかるた、相武台の農道など、様々な歴史や文化財の研究成果が参加グループによって発表された。多くの市民が熱心に成果発表に聞き入り、メモを取る姿が見られた。

 戸塚厚生同展実行委員長は「地域を知るよい機会。来年も開催していきたい」と、今後の活動に意欲的だ。
(野村 和正/2016年3月10日号掲載)

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