野村不動産(東京都新宿区)は、所有・運営する「bono(ボーノ)相模大野ショッピングセンター」(相模原市南区相模大野)で開業以来初の大規模改装を行った。同市のアンテナショップ「Sagamix(サガミックス)」もリニューアル。3月26日から営業を開始している。
サガミックスは、店舗の位置やレイアウトを見直した。生産者のこだわりをポップで紹介し、さがみはらが誇る「逸品」の魅力を伝える。
併設のカフェスペースは装いを改め、市内の魅力を詰め込んだ「サガミックスプレート」や「高座豚のホットサンド」などを提供する。映像などで市内の観光情報を見ながら、食材を使った軽食やドリンクを楽しむことができる。
同フロア(3740平方メートル)は、全36店舗のうち22店舗が新たに出店した。でき立てフルーツ大福の専門店やわらび餅の実演販売など、新業態の店舗を導入した。
野村不動産はボーノ相模大野について、「今後開発する地域密着型SC事業(再開発含む)のモデル事業」と位置づけている。「今後も同様な商業施設開発に積極的に取り組んでいく」とした。
(2016年4月1日号掲載)