市内団体が社会貢献、多彩なブース出展


ブースを出展した東RCメンバーら

ブースを出展した東RCメンバーら

 4月2、3日に相模原市役所周辺で開催された「市民桜まつり」では、多彩なイベントや出展が行われた。満開のサクラで彩られた市道市役所前通(市役所さくら通り)に、多くの団体のブースが並んだ。

 社会貢献活動をする「国際ロータリー第2780地区第5グループ」は2日間、ポリオ(小児まひ)撲滅に向けた募金活動を行った。地域との交流を通じて、ロータリークラブ(RC)活動の理解と協力を求めた。

 第2780地区公共イメージ委員会の佐々木辰郎委員長は「RCの認知度向上のために参加している。青少年育成やポリオ撲滅などに共感してもらえるなら、ぜひ協力してほしい」と話した。

 また相模原東RCのブースでは、会員約30人が持ち寄った物品約1000点のほか、白たいやきや豚汁、まんじゅうなども販売した。売り上げの約10万円は、ポリオ撲滅募金に充てられる予定。活動を地域にアピールするとともに、会員相互の親睦を深めるため毎年参加している。

 2日目には、北里大学と同病院、腎臓移植を受けた患者らでつくる「なごみの会」が臓器の提供・移植に関する取り組みをPRした。同会の活動に協力している藤田優一さんもパレードに参加し、沿道の来場者に理解を訴えた。
(2016年4月10日号掲載)

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