小田急電鉄は、今月2日から小田急線全70駅に公衆無線LANサービスを導入したと発表した。Wi‐Fi対応の情報端末があれば、駅のホームやコンコースで高速インターネット通信が利用できるようになる。
同社では昨年12月から特急ロマンスカー「EXE」(30000形)車内での公衆無線LANサービスを開始しており、今回は第2弾。KDDIが提供する「au Wi‐Fi SPOT」と、ワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi2 300」が利用できる。
小田急では利用者サービスの向上だけでなく、大規模自然災害の発生時などに、利用者が自身で情報を収集する際の通信インフラとしても役立つものとみている。