パソコン周辺機器大手のエレコム(本社・大阪市)は相模原に大型物流センターを新設することが明らかになった。3月に発表した第三者割当増資により調達した資金の一部を、物流設備と事務所の新設費用などに充てる。投資予定額は約10億8500万円。エレコムが相模原に進出するのは初めて。同社によると、相模原は圏央道の全面開通を控えるなど、土地の利便性が「(進出の)決め手の一つになった」という。 (千葉 龍太)
相模原市内に新設する「東日本第2物流センター」(仮称)は、来年2月の稼働を予定する。敷地面積は約1万1550平方㍍。
すでに東京都青梅市にある「東日本物流センター」と、配送エリアを役割分担する。事業拡大や出荷能力の増強を目的に、新設を決めたとみられる。