相模原市議会の石川将誠議長(43)=同市南区選出=の後援会は11月30日、けやき会館大樹の間(中央区富士見)で、「市議会議長就任報告会」を開いた。相模原商工会議所の杉岡芳樹会頭をはじめ、自民党所属の国会議員、県議、市議、自治会関係者や支援者など、約300人が出席した。
ことし5月に就任した石川議長は「たった6人の後援会から始まり、議長にまで育てていただいた。大きく変化する難局の時代に、政令市の議長を仰せつかった。『人生の最も苦しい場面を真っ先に微笑をもって、担当せよ』の教えを守り、初心を忘れずにしっかりと担当させていただく」と、母校の玉川学園のモットーを引き合いに出し、力強くあいさつした。
このほか、ことし10月に発生した台風19号による災害では、「議長としての責務の重さを痛感した」と語った。
また、政令市の市議会議長として全国市議会議長会基地協議会など、市内外で活動していることを報告した。
自民党の赤間二郎衆院議員は来賓あいさつで「72万人政令市の議長という環境が、人をつくっていく。国政にもよく来られ働いている。これからも支えてほしい」と支援者らに呼び掛けた。
石川議長は、2007年に30歳で市議初当選。議会運営委員会委員長、自民党市議団の政調会長などを経て現職。現在4期目。
【2019年12月10日号掲載】