日本油機(相模原市中央区東淵野辺)が製造販売するプラスチックリサイクル装置「SRルーダー・バンビ」の累計販売台数が1000台を突破した。
同製品は、プラスチックを成形する際に生じる、廃材や余剰材を「再生ペレット」として、再資源化できる装置。工場内に置けば、そのまま使える原料に再生できるのが特徴だ。
廃棄物の発生を抑えられるほか、原材料高が続いている中、材料コストも減らせるとして、国内外で需要が高まっているという。
同製品はすでに韓国やタイなどアジアを中心に20カ国に輸出されている。同社はプラスチック成形機に用いられるスクリューの設計などを手掛ける。(2013年8月10日号掲載)