JR東海は2027に東京・品川~名古屋間の開業を目指す「リニア中央新幹線計画」で、県内に建設する中間駅について、相模原市緑区にある橋本駅南口にある県立相原高校の地下に建設する方針を示した。また、同区鳥屋にはリニア車両の基地を建設する。14年度にも着工する方針だ。(千葉龍太、船木正尋)
JR東海は、新駅の位置やルートの詳細を盛り込んだ環境影響評価(アセスメント)の準備書を沿線7都県などの首長に提出した。
27年の開業を進めるリニア新幹線は、東京・品川駅付近―山梨リニア実験線―甲府市付近―南アルプスの中間部を経て、名古屋に向かう約286㌔㍍の区間。
リニアの最高時速は50キロ。東京―名古屋間を40分程度で結ぶ。(2013年10月1日号掲載)