クライムエヌシーデー(相模原市南区下溝)は、白黒のまだら模様が特徴的な日本最大のチョウ、オオゴマダラのアルミ製オブジェを製作した=写真。
縦100×横135㍉㍍。ほぼ原寸大に近づけて設計したという。最薄部わずか0・1㍉㍍。
製作には、同社が得意とする「同時5軸加工」の技術などを駆使。羽の模様までを忠実に再現している。
同時5軸加工は、幅、高さ、奥行きの3次元加工に「傾き」と「回転」の二つを加え、同時に複数の面を加工する。
オブジェは非売品。高橋啓太社長は、「社員たちが加工技術を高めるために作った。今後もこうした技術を磨いていきたい」と話していた。(千葉 龍太、2013年11月1日号掲載)