地層科学研、安全な施工可能に/自然現象予測ソフト開発


 地層科学研究所(大和市上和田)はこのほど、地質などの地盤情報を一元化し、迅速に自然現象を予測するソフト「Geo‐Graphia(ジオグラフィア)」を開発した。
 同社によると、こうしたソフトは業界では初めてという。2014年4月発売予定で、初年度は1200万円の販売を計画する。 
 地下工事におけるさまざまな自然現象をシミュレーションし、安全な施工が行えるという。
 地下に構造物をつくるためには通常、パソコン上で多くの過程を経て、自然現象の予測をしなければならない。
 しかし、同社の「ジオグラフィア」では、構造物の図面から地質、施工計画などのデータを一元管理することが可能。これにより、どこに穴を掘ったらいいのか、雨が降ったらどうなるのかなどを即座に3次元化し、シミュレーションができる。(2013年11月20日号掲載)

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