相模原と町田市の市境を流れる境川の一部改修工事の完了に伴い、両市の行政境界が変更され、12月1日に施行される。
変更に伴う県指定の新たな相模原市都市計画区域については、10月22日に開催された県都市計画審議会で議決された。境界変更された相模原市側の区域は南区古淵4丁目、中央区淵野辺本町1丁目、中央区宮下本町1丁目の河川敷と川の隣接地などで、従来は入り組んでいた市境がほぼまっすぐな形状になり、飛び地が解消した場所もある。
この結果、川沿いの11カ所合計0・41㌶が町田市から相模原市に編入される一方、15カ所合計1・78㌶が相模原市から町田市へ編入される。
編入後は各市の都市計画に基づく用途地域や下水道の変更などが行われるが、相模原市に編入された区域は河川敷が多く、人家や建物は無いため周辺の市民の生活に影響は出ないものと見られる。(2013年11月20日号掲載)