山口自動車が横浜進出、臨海部で需要見込む／特殊車両などの整備で

　山口自動車（相模原市中央区清新）は、横浜市金沢区鳥浜町６丁目に拠点を新設し、本格稼働させる。石油ローリーなどの特殊車両の整備などを手掛ける。拠点は県内でも有数の規模がある鳥浜工業団地内に位置。産業集積地である京浜臨海部からも近いことから車両整備の需要があると判断した。横浜進出は初めてとなる。（千葉　龍太、２０１３年１２月１０日号掲載）
　新拠点「横浜サービスセンター」は敷地面積約２０００平方㍍。ここに建築面積約５００平方メートルの建物を設けた。年内にも本格稼働していく。従業員は５人体制。
　山口誠志社長は「本社工場のサテライト店と位置づける。より大型の車両整備は（相模原の）本社工場で行いたい」と話している。
　現場の鳥浜工業団地は数多くの工場が立地するばかりでなく、横浜・川崎の産業集積地にも近いため、車両整備の需要が高いとみている。