「鬼は外、福は内」―。節分の2月3日、大和市立緑野保育園(中央林間4丁目)で園児たちが可愛い声で豆まきを行った。
同園の豆まきには、事前の演出があり、節分の一週間前。園児たちのもとに「俺たちは緑山に住む鬼だ。意地悪をしたり、ないてばかりしたり、食べ物の好き嫌いが多い子供がいないか、節分の日に探しに行く」と書かれた手紙を届け、子どもたちは、鬼退治準備をして当日を迎えるという。
各クラスの子ども達が遊んでいる中、突然、赤鬼や青鬼にふんした保育士が金棒を手に登場。
園児たちはすぐに「鬼は外、福は内」と大きな声で力いっぱい豆を投げつけ、鬼を追い払う。そして最後は、鬼にふんした保育士も加わり、園児の幸せを祈り、全員で豆まきをしていた。(2014年2月10日号掲載)