リガルジョイント(相模原市南区大野台)が製造販売する「熟成オゾン水生成システム」を採用する飲料メーカーが増えている。除菌効果と安全性が評価され、昨年11月~12月には商社を通じて2台を納入。いずれも、製造工場で、飲料を充填する前のペットボトルの除菌・洗浄に利用されているという。
オゾン水は薬品を使わずに高い除菌能力を持つが、時間が経つと酸素水に変化し、人体には安全とされる。PETボトルの洗浄後も、すすぎの工程が要らない。
納入先の工場でも、塩素消毒とすすぎによる従来の工程と比べて、水の使用量が約60%削減できたという。
リガルジョイントの担当者は「節水とともに、工場排水が安全で環境負荷が少ないことも、導入の決め手となった」と説明する。