国際物流大手、DHLサプライチェーン(東京都品川区、松岡昇社長)が相模原市緑区西橋本に建設していた大型物流施設「相模原ロジスティクスセンター」が完成した。同施設は総投資額50億円を投じた市内でも有数の大型物流拠点。地元産業界の関心も高く、5月18日には、相模原商工会議所による同施設の内覧会を実施された。(千葉 龍太/2014年7月1日号掲載)
「相模原ロジスティクスセンター」は、昨年の着工から、わずか1年の短期間で完成した。
現場は新日鉄住金エンジニアリングの事業所跡地。地上5階建て。延床面積約4万4000平方㍍で、DHLが日本国内に保有する倉庫の延床面積を約2割拡充した。
地震や津波などの自然災害のリスクを低減するため、強固な地盤を持つ県央部に着目。総合不動産ケネディックス(東京都港区)と伊藤忠商事の共同開発を進めていた。