県LPガス協会青年部、市内養護学校にガス器具を寄贈


目録を手にする岩澤校長(中央)

目録を手にする岩澤校長(中央)

  県LPガス協会青年部会はこのほど、ガス器具を県立相模原養護学校(相模原市南区当麻)に寄贈した。
 神田光隆部会長らは同校を訪れ、岩澤佳代子校長に目録を贈呈。また、岩澤校長から県の感謝状が伝達された。
 今回寄贈した物品は、ガス給湯器5台やガスコンロ3台、湯沸器、業務用炊飯器を総額約100万円。1月21日、食堂や調理室、実習室などへの設置工事を完了した。
 器具の購入費は、県内事業者から使用期限の切れたガスメーター約8千台と壊れた給湯器約250台を集め、回収コストを軽減することで生じた差益を充てた。
 1999年度から始めた同活動は、今年度で16年目。県内の児童養護施設や県立養護学校などにガス機器や住宅設備機器を寄贈している。
 青年部会は、県内のLPガス事業者約800社が加盟する同協会のうち、45歳以下の会員で構成。社会貢献活動のほか、後継者として安全の確保と経営に関する研修や情報交換を行っている。
 岩澤校長は「校舎も築40年が経ち、設備が老朽化していた。児童や生徒の食育に活用させてもらいたい」と話していた。  (2015年3月10日号掲載)

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