製造業・中小企業

  • ノイズ研究所、アンテナ交換 手間省く/薄型プレート型を開発

     EMC(電磁両立性)ノイズ試験器の製造・販売を行うノイズ研究所(相模原市中央区千代田)は1日、近接イミュニティ(電磁耐性)試験用の「薄型プレート広帯域アンテナ」を発売。小型・軽量でありながら広帯域をカバーし、良好な放射特性を実現した。  アンテナを携帯電話などの無線機から輻射される電磁波が周囲の危

  • グリーンピア田名協同組合、破産開始が決定

     東京商工リサーチ(TSR)によると、グリーンピア田名協同組合(相模原市中央区田名塩田、五十嵐四郎代表理事)が11月12日、東京地裁より破産開始決定を受けたことが分かった。負債総額は約5億6200万円とみられる。  TSRによると、同組合は1991年に造成が開始され、現在では相模原市内で最大規模の工

  • 日本シンクマスター、放射性セシウム除去/家庭用浄水器をレンタル

     浄水器を製造・レンタルする日本シンクマスター(相模原市南区相模大野)はこのほど、家庭用浄水器「人工ゼオライト入り浄水器」のレンタルを開始する。首都圏を中心に全国への普及を本格化させる考えだ。 (芹澤 康成/2014年12月1日号掲載)  2011年の福島第1原発事故をきっかけに、放射性セシウムを含

  • 相模原市内2社が選出、「工業技術大賞」決まる

     県内の中堅・中小企業が開発した優れた技術・製品を称える「第31回神奈川工業技術開発大賞」が決定した。今年度は、29件の応募から大賞2件とビジネス賞2件、奨励賞3件を選出した。   相模原市内の企業からは昭和真空(相模原市中央区田名)がビジネス賞、ブルー・スターR&D(同区横山台)が奨励賞に入賞。4

  • 海老名市内、介護ロボット考える/産学官1000人が技術交流

     介護ロボットの未来について考える「かながわロボットミーティング」が10月22日、海老名市内の県産業技術センターで開催された。  基調講演で、保険福祉大学の石井慎一郎教授が「介護現場ではどのようなロボットが必要か?」と題した講演を行った。介護現場でニーズが高いという、移動支援・介助ロボットについてデ

  • 緑区のスリーオー、高機能合金 実用化へ/加工時の難点を克服

     高機能金属・貴金属合金(高機能合金)を開発・製造するスリーオー(相模原市緑区中野)は、高機能合金を材料として利用する提携企業を求めている。同社が独自に開発した高機能合金の実用を本格化させたい考えだ。   同社の小笠和男社長が開発した高機能金属・貴金属合金は、金属に独自の添加剤を加え、熱処理と加工技

  • さがみはらロボット協議会、市内企業の技術力発信/製造業7社 初の共同出展

     さがみはらロボットビジネス協議会(事務局・相模原商工会議所)は10月15~17日に東京ビッグサイトで開かれた「ジャパンロボットウィーク2014」に共同で出展した。「さがみロボット産業特区」を進める神奈川県内の企業ゾーンに相模原ブースを設置。出展する市内企業は7社と1つの共同プロジェクト。介護から宇

  • 医研工業などが新設へ、中小3社が新工場

     県内の中小企業が相次ぎ新工場を建設する。県はこのほど、企業誘致方策「インベスト神奈川2ndステップ」認定事業として、医療用縫合針などを手掛ける医研工業(相模原市市緑区)など、計3社の投資計画を認定。県は方策に基づいて不動産取得税などで優遇措置を実施していく。  認定されたのは、医研工業、駒沢化成(

  • 来年2月、「世界コマ大戦」開催へ/国内外の製造業が競演

     町工場が技術力の誇りをかけて製作したこまを競い合う「コマ大戦」の世界大会が来年2月に県内で開かれることが正式発表された。  横浜市中区でこのほど開かれた「決起交流大会」での記者会見で、全日本製造業コマ大戦協会の緑川賢司会長が発表した。  「世界コマ大戦」は2015年2月15日に横浜・大さん橋ホール

  • 牧山商事が販売、輸送中の温度を管理/「保冷レンジャー」を開発

     建設業や貨物運送業、産業廃棄物収集運搬業など幅広く事業展開する牧山商事(相模原市南区松が枝町)は、定温保冷輸送時の温度管理型シート「保冷レンジャー」を開発した。温度記録センサーを付けたことで、輸送中の温度変化を測定・記録できる。   同製品は特殊な水や油を浸透させないシートの間に、特殊繊維2枚を挟