製造業・中小企業
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県央地区の中小企業グループ・エルエーピー(厚木市)は、介護用「パワーアシストハンド」を開発、販売を始めた。県が進める「さがみロボット産業特区」での商品化第1号という。 「パワーアシストハンド」は、簡単なスイッチ操作で麻痺した手の曲げ伸ばしをサポートする生活支援ロボット。 空気圧を利用して、手
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シーティーアイ(東京都町田市)は、クリスタルガラスの中に3D(3次元)で、キャラクターなどを浮かび上がらせる「光の彫刻」を製造している。4月に東京で開催された世界卓球のメダルも手掛けた。 3Dクリスタルを製作するには、3D(三次元)化できる特殊カメラで被写体を撮影する。 このデータを基に、1秒
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電気ノイズ測定器の製造販売を手掛ける、ノイズ研究所(相模原市中央区千代田)は、電気的なノイズを効率的に測定できるエミッション自動測定ソフトウエア「NETS‐EMI(VE)」を開発した。これまで時間の掛かっていたノイズ測定が短時間で行えるという。 (船木 正尋) 電気製品や自動車の電装部品などは、
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厚木市の中小企業30社などで組織する「あつぎものづくりブランドプロジェクト」(ATSUMO)は、4月下旬にオープンした公共・商業複合施設「アミューあつぎ」で同市のマスコットキャラクター「あゆコロちゃん」をモデルにした人型二足歩行ロボット「ロボコロ」を初披露した。 (編集委員・小宮山光賢/2014
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中小企業の試作開発などを支援する「ものづくり補助金」の今年度1回目の公募で、相模原などの県内企業の114件が採択された。採択率は38%で昨年と同レベルとなった。今回の補助金から新たに追加された商業・サービス業分野での採択は、県内ではほとんどみられなかった。 (千葉 龍太/2014年5月10日号
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リフォーム専門業者のサンヨーテクノ(相模原市中央区宮下)は、クロスの張り替えといった小さな工事から間取り変更の大きな工事まで手掛ける。丁寧な仕事が評判を呼び、業績を伸ばしている。 相模原を中心に八王子、町田の住宅やマンションなどの工事を行っている。月平均20件の仕事をこなす。年間売上は約8000
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ロボットで街おこしをしようと、厚木市内の中小企業の経営者が集まり、プロジェクトを始めている。その名も「チームアトム」(井浩二代表)。ロボット開発の第一人者である神奈川工科大学の山本圭治郎特命教授の指南を受けながら、手指の麻痺を改善するリハビリテーション補助器具「パワーアシストハンド(以下、ハンド)
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ものづくりの知恵を医療にも―。3Dプリンターを使って心臓や肝臓などの疑似臓器を作り、医療分野に進出しようとする県内企業が出ている。マーク電子(相模原市緑区)は、米ストラタシス製の3Dプリンターを導入した。地域の大手医療機関と連携し、MRIやCTで撮影された患者の臓器データを3Dプリンターで再現。手
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ベンチャー企業ナノデックス(川崎市多摩区)は、がんの病巣にピンポイントで抗がん剤を浸透させる薬物送達システム(DDS)の研究に取り組んでいる。 同社のDDSは、シクロデキストリンという円筒形のブドウ糖のカプセルの中に抗がん剤を搭載。 さらにがん細胞の栄養素になる葉酸(ビタミンの一種)を円筒形の
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県は、昨年度から実施している国の「さがみロボット産業特区」対象に新しく大和市区域を追加したと発表した。 これにより、今年度中に全面開通する「さがみ縦貫道」(相模原市―茅ケ崎市)を中心とした同エリアが相模原、厚木、座間、寒川などの10市2町、面積にして765平方キロメートルから792平方キロメート









