地域の話題

  • 基地対策特別委、「情報開示の仕組み必要」/協力求めず専門官帰国

     8月24日、相模原市中央区の在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)で発生した火災について話し合う相模原市議会の基地対策特別委員会が15日、同市役所で開かれた。情報開示の仕組みづくりが論点となった。  石川将誠市議は「来日した専門官による調査が行われたが、市の情報提供がなかった」と指摘し、状況の説明を求

  • 大和市、イングレスで集客狙う/名所を歩いて巡るゲーム

     大和市は、スマートフォン向けゲームアプリ「イングレス」をシティセールスや健康づくりに活用している。プレイヤーが画面のマーカーを頼りに、自分の足で歩いて名所や施設を巡る遊び方が特徴だ。  イングレスは、世界で1200万回以上ダウンロードされている。「陣取りゲーム」がコンセプトで、青と緑の陣営が「ポー

  • 相模原市、一部返還地で防災訓練/在日米陸軍との連携確認

     相模総合補給廠(しょう)の倉庫の爆発火災から約1週間後の先月30日、一部返還地で相模原市総合防災訓練が行われた。関係機関の重機や機材を導入する本番さながらの訓練に、110機関・団体から約2千人の参加者が防災・減災への意識を高めた。  今回は午前10時、同市直下を震源域とするマグニチュード7クラスの

  • おやまがおかバレエ、「美と健康のお手伝い」

     ミカバレエスタジオ(相模原市緑区橋本)の姉妹校「おやまがおかバレエ」(町田市小山ケ丘)は、幼児から60代までの女性が通うバレエ教室だ。ロシアやチェコのバレエ団で活躍した、相模原出身のしのだ彩さん(ステージネーム)が主任講師を務める。  スタジオは、閑静な住宅街にたたずむ、白くモダンな戸建て住宅。3

  • 相鑑舎、江成氏 旧満州語る/戦後70年 終戦の日に

     相模原市在住の写真家・江成常夫氏の講演会「まぼろし国・満州と戦争孤児」が8月15日、杜のホールはしもと(相模原市緑区橋本)で開かれた。中国・無錫(むしゃく)市との友好都市30周年を記念したもの。  江成氏は1981年から、かつて満州国だった中国北東部を訪れ、町並みや日本人戦災孤児を撮影。その中から

  • 東海大相模、市役所で優勝を報告/45年ぶり優勝旗

     高校野球100年目の記念すべきことし、東海大学付属相模高校(相模原市南区相南)が45年ぶりに、2度目の夏の栄光に輝いた。8月20日に行われた全国高校野球選手権大会の決勝で、仙台育英学園高校を10―6で破り、真紅の優勝旗を相模原に持ち帰った。  (芹澤 康成/2015年9月1日号掲載)  相模原市役

  • 相模補給庄内の爆発火災、米陸軍へ原因究明要請/し消防が調査協力

     8月24日未明に相模原市中央区の在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)で発生した倉庫の爆発・火災について、同市は在日米陸軍基地管理本部に対し原因の究明・公表、事故の再発防止を強く要請した。一部返還地が会場となる「潤水都市さがみはらフェスタ」については、開催する予定で調整を進めているという。 (芹澤 康

  • 相模原橋本RC、七夕まつりにブース/ポリオ撲滅キャンペーン

     相模原橋本ロータリークラブ(RC)は8月7日から3日間、橋本駅周辺で開かれた「第64回橋本七夕まつり」でブースを出展し、ポリオ撲滅のキャンペーン運動を行った。  昨年から参加しているもので、RCが掲げるポリオ撲滅運動を広めようと行った。  ブースでは、ポリオ撲滅の啓発活動やパンフレット配布、募金活

  • 県選管、小林氏申し立て棄却/「真相を法廷で究明」へ

     4月の相模原市議選南区選挙区で再開票の結果、当選無効となった小林丈人氏(44)=民主・市民クラブ=が市選管の決定を取り消す審査を申し立てた問題で、県選挙管理委員会は8月7日、申し立てを棄却した。  小林氏は、大槻和弘氏(59)=無所属元職、自民推薦=の有効票となった1票について、「開票作業後に無効

  • 相模原市、サポーター育成で啓発/相模女子大で認知症講座

     相模原市大野南高齢者支援センター(同市南区相模大野)はこのほど、同区文京の相模女子大で「認知症サポーター養成講座」を開いた。受講した学生をサポーターとして認定することで、認知症に関する知識の普及・啓発を狙う。  同講座は、コミュニティ心理学を受講する学生80人が参加。1コマ(90分)で、認知症の症