細谷政幸氏、「人生100年時代の県政を」/議員活動支える「地域愛」


趣味の合気道は4段の腕前

趣味の合気道は4段の腕前

市会議員と県会議員を地域の代弁者と呼ぶとすれば、細谷政幸さん(60、自民党)はこの名にふさわしい議員の一人に違いない。相模原市南区古淵の生家は鎌倉時代後期から続き、名将・新田義貞とのつながりがあると伝わる家柄。江戸時代には代々庄屋を務め、亡父の隣(さとる)さんも長く市議の職にあった。細谷さんは父の引退を契機にして後を継ぎ、その後、県議に転じて現在2期目を務めている。『粒粒辛苦』を座右の銘にするという細谷さんに、政治信条を中心に話を聞いた。(編集委員・戸塚忠良/2018年7月20日号掲載)

■実業から市議へ

今でこそビルの立ち並ぶJR古淵駅周辺だが、細谷さんが生まれた1958(昭和33)年当時は、畑と雑木林が広がる農村地帯。陸稲や桑が栽培され、牛の放し飼いも行われていた。細谷さんも桑の葉を摘んで蚕に与えた経験がある。国道16号線も砂利道だった。

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