【相模原】青野原の国道沿いに一棟貸し別荘/需要弱い空き家を地元職人がリノベ


 不動産仲介や管理などを手掛ける「よろず屋不動産」(相模原市中央区相模原6)はお盆期間が本格化する前の7日、緑区青野原の道志みち(国道413号)沿いに、1日1組限定の完全プライベート空間を提供する一棟貸し別荘「SHELTER(シェルター)道志」(木造2階建て、延床586平方㍍)を開業した。需要が弱く市場価値が低くなりがちな中山間地域の空き家、地元の企業や人材を活用し、地域の経済循環を促そうという考え。【2025年8月1日号】

 □空き家で地域活性化


 前オーナーが転居後、売りに出されていた築35年の住居を2年前に取得。相模原市内出身の尾林拓己社長(39)が「地元に何か恩返しができないか」との思いで、同級生の大工(内外装)や庭師(外構)らと団結して「地元にこんな宿があったらいいね」を形にした。

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