JR東海、リニア新中間車両投入/低炭素・費用で営業仕様へ


 JR東海は7月25日、中央新幹線(リニア)の改良した新たな試験車両を投入した。車体表面に微細な縦溝構造を持つ特殊なフィルムを採用したほか、台車周りの形状を最適化して、従来よりも空気の抵抗や電力消費を低減する。山梨リニア実験線(山梨県笛吹市―同県上野原市)で公開した。【2025年8月1日号】

 改良型試験車の呼び名は10番目に導入する中間車両を表す「M10」とした。日立製作所と日本車輌製造が設計し、日立製作所が製造する。

…続きは、紙面またはnoteでお読みいただけます