【相模原】緑産、タイで大規模乳牛牧場/持続可能な酪農の指針確率を目指す


 農業機械の製造や販売を手掛ける緑産(相模原市中央区田名)はこのほど、タイで大規模乳牛生産牧場建設プロジェクト「RSAキャッスル・ファーム」を開始した。同国内で食・環境・生物にやさしい、持続可能な酪農経営の指針となることが目的。同社が出資する現地法人リョクサン・アジア(バンコク市)が業務主体となって運営する。1、2期工事の総投資額は約3億5千バーツ(約15億円)。【2025年7月1日号掲載】

 タイでは、食の欧米化や多様化が進む中、牛乳・乳製品の需要が拡大しているが、小規模酪農家が多く、安定供給が難しい状況にある。そのため、酪農業の競争力強化、乳量と乳質の向上が課題となっている。

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