【事業承継】老舗事例に第三者承継考える/「危機なる前に早期相談を」


 相模原市は9月24日、第三者承継の事例を共有し地域での新たな人材循環の可能性を検討してもらおうと事業承継フォーラム2025「事業再生・第三者承継編」(運営・相模原商工会議所)を市立産業会館(中央区中央3)で開催。後継者不在で廃業の危機にあった、福岡県みやま市の老舗かまぼこ店を第三者承継し、老舗の伝統と若者視点の革新的なアイデアで再生させた林田茉優さんらを講師に招いた。【2025年10月10日号】

 冒頭、市環境経済局の高林正樹局長は「産業あっての発展。産業を継承していくことは重要」との認識を示しつつ、「学生が大学に入学すると一時的に転入が増えるが、卒業と同時に転出をしてしまう傾向がある。地元の学生は地元愛が強いが企業を知らないということもあり、マッチングに努めたい」とあいさつ。

…続きは、紙面またはnoteでお読みいただけます