【相模原】ジムニー用「引き算のデザイン」内装パーツ発売 88デザイン、独自開発で国産品質を実現


 自動車内装パーツの企画・製造を手がける88デザイン(ハチハチデザイン)=相模原市南区相模大野1=は、スズキ・ジムニーシリーズ専用のインパネ交換パーツ「1DIN オーディオパネルキット」を10月23日に発売する。価格は1万5800円(消費税、国内送料込み)。同時に、エアコン吹き出し口をカスタムできる「エアコンルーバーリングキット」(左右2個セット、1万1800円)の販売も開始する。【2025年10月21日起稿、ウェブ限定】

 対象は、現行ジムニー(JB64)とジムニーシエラ(JB74)、およびジムニーノマド(JC74)。いずれも同社オンラインショップで購入できる。

 ジムニーシリーズの純正インパネの中央部には、ナビ機器を装着する四角い箱状のパネル「インパネセンターガーニッシュ」が設置されている。視覚的な圧迫感や室内の手狭感があり、ナビ機器を装着しないユーザーや、スマートフォンをナビとして利用するユーザーにとっては不要な部品と感じる場合もあるという。

 不満を解消しながら純正インパネに溶け込むデザインの交換タイプのパネルを開発した。同社は「生産の合理化などを行うことで、自分の車をカスタムして楽しむジムニーユーザーのために購入しやすい価格を実現した」としている。

 「1DIN オーディオパネルキット」は、ナビを装着しないユーザーの要望から生まれた製品で、純正のインパネ(運転席前面にある計器やスイッチ類を配した部分)中央部を構成するインパネセンターガーニッシュなどを外し、同製品に交換するだけで装着できる。CAD設計と射出成型による精密な造形に加え、ポリプロピレン樹脂製の国産品質で、耐熱性・耐久性にも配慮した。インパネをすっきりと見せる「引き算のデザイン」を採用し、室内を広く感じさせる効果があるという。

…続きは、紙面またはnoteでお読みいただけます