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地球と宇宙をケーブルでつなぎ、従来のロケットに代わる次世代輸送手段を目指す──。建設大手の大林組が、2050年の完成を掲げて「宇宙エレベーター(EV)」の開発を推進している。米露が宇宙開発で先行する中、日本の民間企業が新たな風を吹き込もうとしている。【2016年6月20日号掲載、2025年10月27日改訂】