農業生産法人グリーンピア相模原(相模原市南区双葉)は、ニンニク発酵食品「熟成黒にんにく大地のちから」を製造する自社工場を新設する。
これにより、生産能力が1・7倍に向上する見込み。同社が経営する農業体験施設「モナの丘」に併設し、総床面積約140平方㍍の平屋建て。総投資額は4000万円ほど。ニンニクの収穫から加工までを結ぶ一連の製造ラインが構築としており、7月の本格稼働を目指す。
「大地のちから」は同社や市内の農家が収穫したニンニクを乾燥し、発酵・熟成させたもの。2010年から販売を始めた。
熟成に5週間ほどかかり、これまでは10平方㍍ほどの加工場で生産を続けてきた。
収穫は自社で行い、熟成の工程を県外の同業者に委託することも検討したが、条件が合わず断念したため、自社工場の増設を決めた。










