地域経済

  • 相模原市、「潤水都市さがみはら債」発行へ/利率1.796%、10年満期で100億円募集

    相模原市は8日、2025年度第1回相模原市公募公債「潤水都市さがみはら債」の発行条件を発表した。表面利率は年1.796%(固定)で、応募者利回りも同率。発行価格は額面100円につき100円で、額面1万円から購入できる。(2025年10月18日投稿) 販売期間は10月22日までで、発行日は同月28日。

  • 【相模原】ミナノバ、半径2㌔商圏に多世代取り込む/近隣型施設でワンストップ需要に期待

    東京建物(東京都中央区)が、2022年10月末に閉店した旧コナミスポーツクラブ相模大野店跡(相模原市南区南台3)で開発していた〝地域密着型〟とする商業施設「minanoba(ミナノバ)相模原」(2階建て、延べ床約8646平方㍍)が、5日に開業した。小田急相模原駅と相模大野駅の間に位置し、周辺に住宅は

  • 【相模原】スルガ銀行と麻布大、自転車活用で連携強化

     3者連携で「自転車乗るなら相模原」の取り組みを加速。麻布大学(相模原市中央区淵野辺)とスルガ銀行(静岡県沼津市)は9月17日に「自転車振興に関するパートナーシップ協定」を同大学で結んだ。すでに両者と提携関係を結んでいる相模原市の本村市長も出席し、「多くのサイクリストをお招きできるような仕掛けも必要

  • 【県議会質問答弁】バレエのまち認知へ/宇宙産業や道の駅でも

     県議会本会議が開かれ、相模原市選出議員がそれぞれの地域課題について一般質問(同18・19・22日)が行われた。相模湖地域が取り組むバレエを中心とした文化芸術のまちづくりや、三ケ木以西のバス路線における廃止や減便、緑区で設置が検討される「道の駅」、今年度から重点施策に盛り込まれた宇宙関連産業の振興な

  • 【相模原・町田】橋りょう含む宮上横山線開通/リニア駅や16号と多摩の連携強化

     相模原市と町田市を結ぶ都市計画道路宮上横山線が9月27日に開通した。相模原市、町田市の両市長をはじめ関係者や近隣の住民が集まり、新たな道路の誕生を祝った。一方で生活道路として活用する上での新たな心配の声も表面化している。【2025年10月10日号】

  • 【相模原】橋本駅南口で本格化/土地区画整理、国交相が認可

     独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が進めている橋本駅南口地区土地区画整理事業(約13・7㌶)が9月25日、国土交通大臣から事業計画認可を受け、リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)設置を機会とした橋本駅周辺のまちづくりが本格化する。事業期間は35年度まで(清算期間含む)。事業費は約290億円。

  • 【事業承継】老舗事例に第三者承継考える/「危機なる前に早期相談を」

     相模原市は9月24日、第三者承継の事例を共有し地域での新たな人材循環の可能性を検討してもらおうと事業承継フォーラム2025「事業再生・第三者承継編」(運営・相模原商工会議所)を市立産業会館(中央区中央3)で開催。後継者不在で廃業の危機にあった、福岡県みやま市の老舗かまぼこ店を第三者承継し、老舗の伝

  • 【相模原】ノアボックス町田、就労支援B型の「eスポーツ施設」/「日本一おしゃれな福祉へ」

    高い処理能力が求められるゲーム向けの高性能パソコン「ゲーミングPC」を多数備えたeスポーツ店「ノアボックス町田」が、2月にJR町田駅近くの相模原市南区上鶴間本町3丁目にオープンし、多くのゲーム好きが集まる。一方で、就労継続支援B型の福祉施設として精神障害や知的障害を持った人々の社会参加を実現させてい

  • 【町田】南エリアで市内全員給食達成/一般開放カフェは2施設目

     学校給食調理や学童保育などの業務委託を受注するシダックス大新東ヒューマンサービス(SDH)はきょうから、町田市が新設する学校給食調理場「南エリア中学校給食センター」(地上2階建て、延床面積2575平方㍍、成瀬7)の調理業務と、併設の市民交流スペース(カフェ・多目的室)の受託運営を開始する。カフェや

  • 【相模原・大和】2025年地価調査、相模原8地点横ばい/小原と与瀬で下落傾向

     県が9月16日に公表した2025年(令和7)年地価調査(7月1日調査)では、相模原市全体の住宅地と商業地で平均変動率が5年連続、工業地が13年連続で上昇した。旧津久井郡では、相模湖地域の小原が住宅地の下落率順で2位になったほか、緑区6地点、中央区2地点が同率で5位となった。商業地でも、前年に続き与