地域経済

  • 日産、県内2工場で生産終了/追浜は九州へ統合移管

     日産自動車(横浜市西区)は15日、経営再建計画で推進するグローバルな生産拠点の見直しの一環で、同社の追浜地区にある追浜工場(横須賀市)の車両生産を2027年度末で終了すると発表した。同工場での車両生産を日産自動車九州(福岡県苅田町)へ移管・統合し、現在、追浜工場で生産しているモデルや今後生産を開始

  • 【参院選2025神奈川】16人立候補で激戦展開/物価高や社会保障が争点

     第27回参議院議員選挙が3日に公示され、20日の投開票に向け中盤戦を迎え舌戦が激しさを増している。神奈川県選挙区(改選数4)には現職2人、新人14人の計16人が立候補を届け出た。主要な国政政党が軒並み候補者を擁立し、政治団体と無所属を含め各候補者が激しい選挙戦を展開している。今回の参院選は、自公両

  • 【相模原】補給廠の北側一部、暫定的に共同使用/返還に先行して歩道整備へ

    防衛省南関東防衛局の末富理栄局長は6月20日、相模原市役所(相模原市中央区中央3)を訪れ、同区(矢部新田、上矢部、小山)にある在日米陸軍相模総合補給廠(約197㌶)のうち、返還が決まっている北側の土地(約8900平方㍍)の一部の共同使用が日米合同委員会で合意されたと伝えた。市立大野北小学校の通学路と

  • 【県とKIP】日産生産体制再編で中小企業支援へ対策協議会発足(相模原、大和)

     日産自動車の生産体制の再編や部品種類削減などを盛り込んだ経営再建計画や米国関税を受け、「オール神奈川」で県内中小企業を支援しようと。県と神奈川産業振興センター(KIP)は11日、関東経済産業局や関連自治体、銀行・信用金庫、保険会社、中小企業の支援機関など約60自治体・団体を集めた対策協議会を県庁本

  • 【相模原】津久井公共施設再編・再整備で大規模評価/審議結果10月に答申へ

     相模原市の大規模事業評価委員会が13日に開かれ、緑区中野の津久井総合事務所を中心とした公共施設の再編・再整備について諮問があった。9月まで3回の委員会を開き、事業の必要性や妥当性、経済性・効率性などについて審議。審議結果をまとめ10月に市長へ答申する予定。【2025年6月20日】

  • 【相模原】藤野地区旧菅井小の活用検討/民間1社からサイクリストの活動拠点案

     相模原市緑区の藤野地区にある菅井地域は、自然豊かな中山間地域に位置しており、少子高齢化の進行で地域の活性化に課題がある状況。その課題解決に向けて、廃校となった旧菅井小学校の利用について有効活用の方策を検討している。【2025年6月10日号掲載】

  • 【相模原】業務系機能に重点/補給廠一部返還地の土地利用で骨子策定

     相模総合補給廠一部返還地(相模原市中央区)を中心とした相模原駅北口地区の土地利用計画検討会議が5月20日、同市内のウェルネスさがみはらであり、前日の19日に骨子を発表したことを報告した。地元スポーツチームなどから要望があったスタジアム機能は盛り込まれなかった(詳細は4月○日号掲載)。今夏に正式な計

  • 【相模原】新市営斎場整備へ本格稼働/「一日も早い供用開始へ」

    緑区青山を予定地とする新市営斎場の早期整備を目指す相模原市は8日、全庁内で横断的に検討を進めるため推進本部会議を設置した。初会合で、本村賢太郎市長は「一日も早く供用開始できるよう、英知を結集して取り組んでいく」と意欲をみせた。新たな斎場の整備が先行できれば、現在の斎場の機能を補完できるため、いち早い

  • 【相模原】さがみ湖MORIMORIに「陸のマリーナ」開業/キャンピングカー専用のモータープール

    トヨタ・ハイエースベースのキャンピングカー製造台数国内最多のトイファクトリー(岐阜県可児市)は4月19日、相模原市緑区若柳のさがみ湖MORIMORI(モリモリ)内のキャンプ施設「PICAさがみ湖」に7~8㍍サイズの大型キャンピングカーを保管できるモータープール施設を開業した。キャンピングカーの購入検

  • 【相模原】相模原駅北口地区、土地利用計画に骨子素案/中低層低密度を基本に

    相模総合補給廠一部返還地(相模原市中央区)を中心とした相模原駅北口地区の土地利用計画検討会議が15日、同市内のウェルネスさがみはらであり、計画骨子素案について検討した。骨子素案として中低層・低密度のまちづくりを基本とし、各街区を緑や交流ハブでつなぐ案が浮上。業務開発共創機能や商業機能などの「施設用途