新着記事一覧

  • 神奈川県、9月9日まで提案募集、小型風力発電の事業計画

     県は、小型風力発電(20キロワット)の事業計画をプロポーザル(企画提案)方式で募集している。期間は9月9日まで。  プロジェクトの内容は、小型風力発電設備を県内に設置し、固定価格買い取り制度を利用して全量を売電。エネルギー教育への活用や実施状況・成果などの広報活動も含まれる。  補助額は、発電設備

  • SIC、省エネフォーラム開催/トヨタが特許無償化説明

     さがみはら産業創造センター(SIC)が主催する「創・蓄・省エネフォーラム」が7月22日、サン・エールさがみはら(相模原市緑区西橋本)で開催された。関連企業や行政の関係者約60人が参加した。  今回のフォーラムは「水素社会の幕開け」がテーマ。水素エネルギーや燃料電池について、行政やメーカーの関係者が

  • 青電舎、触感デバイス量産へ/菱洋エレクトロと事業化

     静電エンコーダーなどを開発する東大発ベンチャー企業「青電舎」(相模原市緑区西橋本)は、半導体商社の菱洋エレクトロ(東京都中央区)と「触感デバイス」事業に乗り出す。2016年に量産化し、20年に年800万個の生産を目指す。  スマートフォンの振動モーターに比べ、短時間で強い力を得られることが特徴。搭

  • 文具の文盛堂、サマフェス開催/模擬店など出店

     文具店の文盛堂(相模原市中央区千代田)は8月28・29日、「サマーフェスティバル2015」を同店で開催する。  「昭和レトロ」をテーマに、けん玉や竹馬、ブリキのおもちゃなどを展示販売する。また文具メーカー所有の昔の文具も展示し、昭和の雰囲気を演出する。  この他にストラップ工作教室(500円)、ミ

  • 倒産件数2カ月連続減、「平成」で5番目の低水準/TSR7月度調査

     東京商工リサーチ横浜支店が集計した7月の県内企業の倒産状況によると、倒産件数は前年比47・7%減の34件、倒産企業の負債総額は同61・3%減の20億円となった。倒産件数の減少は2カ月連続。負債総額に関しては、「平成」に入ってから5番目の低水準となった。景気の持ち直しを背景に、大型倒産が発生しなかっ

  • 県選管、小林氏申し立て棄却/「真相を法廷で究明」へ

     4月の相模原市議選南区選挙区で再開票の結果、当選無効となった小林丈人氏(44)=民主・市民クラブ=が市選管の決定を取り消す審査を申し立てた問題で、県選挙管理委員会は8月7日、申し立てを棄却した。  小林氏は、大槻和弘氏(59)=無所属元職、自民推薦=の有効票となった1票について、「開票作業後に無効

  • JAXA、「H3」で世界市場を/効率化で商業打ち上げへ

     宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、2020年の打ち上げを目指す「H3ロケット」。開発から民間事業者に主体的に参加してもらい、世界の商業打ち上げ市場への切り込みを狙う。 (芹澤 康成/2015年8月20日号掲載)  元請の三菱重工は、JAXAの要求事項に従い、機体開発と打ち上げを行う。部品点数の削

  • ㈱鷹島鋳造所、ダクタイル鋳鉄の製造/創業70年 ダクタイル鋳鉄で40年の実績

     戦後70年を迎えた。  広大な米軍相模総合補給敞は、いわば大戦の傷跡として、長らく相模原のまちづくりの大きな障害となってきた。しかし戦中まで遡れば、そこにあった相模陸軍造兵廠の存在が、後々の占領、施設活用を目論んでいた米軍の爆撃から相模原を守ったともいわれる。  また、造兵廠内で修得したものづくり

  • 日相印刷、「温故知新」掲げ第3創業/半世紀の印刷業支える郷土愛

     東京オリンピックが開かれた1964年、相模原市新磯で地元出身の兄弟2人が小さな印刷会社を創業した。社名は日相印刷工業有限会社。「日本へ相模の名を広めたい」という思いが込められていた。印刷技術とその社会的なニーズが激変する時代の中で常に先進的な取り組みを重ね、市内外の大学関係の仕事を中心に発展を続け

  • 幼児教育へ生涯現役貫く/溝渕誠之さん

     座右の銘は「人は人、吾は吾、とにかく吾はわが道をゆく」―。前・相模原市議会議員の溝渕誠之さん(92)は、ことし4月投開票の市議選挙で、最下位当選者と一票差で落選。48年の市議生活に幕を引いた。引退後は、自身が設立した誠心幼稚園の園長として、園内設備の設置や維持管理に汗を流す日々だ。自ら耕した3反の